仏花
 
喪中見舞いにお線香を
喪中葉書が届いたら、訃報を聞いたらお供えで喪中御見舞のご進物にお線香を贈りませんか…。



「お悔みの気持ちを伝えたいけれど、今さら香典を送るのもためらわれる」
「このままご縁が絶えてしまうのは残念だけれど、どうすれば良いのか」
そんな時には、「喪中見舞い」としてまごころを香りに託してお線香をお贈りしませんか。



●進物用ギフト 慶事用ギフト 超高級線香ギフト


<喪中見舞いQ&A>
Q 喪中はがきをいただいたんだけど、どうしたら良いのかしら?
何か励ましの言葉をお伝えしたいのだけれど…。

A 喪中見舞いを贈るのをお勧めします


Q 喪中見舞いって何?

A 喪中期間のお相手に哀悼の意を伝えるために、お手紙や品物をお送りすることです。


Q いつ頃、何を贈れば良いのかしら?

A 喪中はがきが届いたら、早めにお送りすると気持ちがより伝わります。
ただ、必ずしも年内…ということはなく、年が明け落ち着いてから、寒中見舞いとしてお送りするのも失礼にはあたりません。贈るものに決まりはないけれど、お線香やお花などが多いです。


Q 先方が神道やキリスト教など、別の宗教の場合はどうするの?

A 宗教によって、お線香を使用されない場合があります。そのときは、お花やお菓子など、宗教に影響のないものを選ばれてはいかがでしょうか。
 

Q 喪中見舞いのお線香を頂戴したんだけど、お返しはどうすれば良いの?

A 一般的には、喪中見舞いでお線香やお花が届いた場合のお返しは、不要とされています。
お電話やお手紙で、お礼の言葉をお伝えをお勧めします
 
お線香をお送りする際の「お悔み文例集」
訃報の知らせを受けたら、すぐにお悔みの気持ちをお伝えしたいものです。
お供えとして贈答用お線香に、ご遺族への慰めと励ましのお手紙を添えてお送りすれば、哀悼の意がさらに深く伝わるでしょう。


<贈答用お線香を贈る際のポイント>

贈り物をする場合は、
おつき合い、かかわり合いの深さを考慮しましょう。当然のことながら予算との兼ね合いもありますので、過度の贈答は相手方にかえって余計な負担をかけることになりかねません。
仏事にかかわる贈答は、深く心に響く場合が多いので、いっそうの心づかいも必要です。香りの良いお線香をお選び下さい。




<贈答用お線香の包装>


不祝儀の包装は、慶事の包装とは異なります。
包装には、開封する際に右から開く包装と左から開く包装の2種類があります。右から開く包装は慶事に、左から開く包装は弔辞に用います。贈答用お線香は包装で包み、掛紙(かけがみ)をかけてお贈りします。



<表書きに関して>

掛紙には、表書きと送り主の名前を入れます。
(例)「御仏前 ○○」
表書きは、お届けする日と故人が亡くなられた日により変わります。


■一般的な表書き
・「御霊前」・・・亡くなられてから四十九日まで。
・「御仏前」・・・亡くなられてから四十九日当日以降。
・「御供」・・・亡くなられた日に関わらずご使用いただけます。
・「新盆見舞い」・・・新盆を迎えられるお盆期間にご使用いただけます。
・「御先祖様」、「御先祖様御土産」・・・ご婚礼・慶事にご使用いただけます。


■連名にされる場合
連名で書く場合は、バランス的に考えて二、三名がよいでしょう。
それ以上の人数になった場合は、「企画部一同」、「同好会有志」などと書きます。そして、別紙を用意し、そちらに個々の氏名を書いて同封します。また、連名の順序は、右から目上の人を書いておきます。


■ご婚礼・慶事用お線香
ご結婚の際には、ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、お線香をお供えすることは、古くからの慣習です。結納やお里帰りの際にもお線香はこころ伝える贈りものとなります。
結婚式は若いお二人の新しいスタートです。この佳き日を迎えられたことを嫁ぎ先のご家族やご先祖様に感謝し、お線香を送る習慣が古くからあります。この日をこころよく迎えられたことへの感謝、新しい出発への喜びを古くからの習慣にしたがって表してみる。
そんな心のゆとりが現代の暮らしの中ではとても大切なことのように思われます。


■慶事用お線香の表書きについて
地域によって異なりますが、例として以下の表書きがあります。
「御先祖様」
「御先祖様御土産」





<お悔みの文章を書くポイント>

・時候の挨拶など前文は省略し、本文に入るのが一般的です。
結語としては、「合掌」「敬具」等を用いて、丁寧に締めくくります。

・忌み言葉としては、「重ね重ね」「たびたび」「またまた」「追って」等、繰り返しを連想させるものは避けましょう。
以下詳しく…
・一般的に
亡くなった日から四十九日までが「御霊前」、それ以降は「御仏前」となりますので、お線香の表書きや、お悔やみ文章内でもそれに倣います。

・亡くなった方の敬称
お悔やみのご贈答お線香、お悔やみ文章を送る際の宛名は喪主様宛にし、喪主が何方か分からないときは、「故○○○様御遺族様」とします。

故人宛に送るものではありませんので、ご注意ください。

敬称を用いる故人は、喪主から見た関係で表します。
(お盆やお彼岸など、時節のご挨拶を兼ねてお送りする場合には、お送りする先様から見た故人の関係で表してください。)
□父:ご尊父(そんぷ)様、お父様、お父上(様)
□母:ご母堂(ぼどう)様、お母様、お母上(様)
□祖父:ご祖父様
□祖母:ご祖母様
□夫:ご主人様、ご夫君様
□妻:ご令室(れいしつ)様、ご令閨(れいけい)
□息子:ご子息(様)、ご令息(様)
□娘:ご息女(様)、ご令嬢(様)
□兄姉:御姉様、または名前(○○様) 御兄様、または名前(○○様)
□弟妹:御妹様、または名前(○○様) 御弟様、または名前(○○様)



<緊急用-亡くなってすぐに使えるお悔み例文>

■主語無しの例文
・ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
・ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
・ご訃報に接し、心から哀悼の意を表し、安らかにご永眠されますよう心よりお祈り申し上げます。
・突然の悲報に接し、悲しみにたえません。
残されたご家族様のご心情をお察しし、お慰めに飛んで参りたい気持ちでおりますが、遥かな地よりご冥福をお祈り申し上げます。

■宛名を変えての例文
・○○○様のご逝去に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
・○○○様のご逝去を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。
・○○○様のご訃報に接し、お悲しみをお察し申し上げますとともに、心より哀悼の意を表します。

■社葬・会社関係者の例文
・○○○様のご訃報に接し、社員一同、謹んで哀悼の意を表します。
ご遺族の皆様ならびに社員の一同様に、心からお悔やみ申し上げます。

・○○○様のご訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
ご生前のご功績と深い感謝の意と尊敬の念をもって、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

・○○○様のご生前のご功績を偲び、社員一同、謹んで哀悼の意を表します。
ご遺族の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。

■一般的なお悔み例文
・このたびは、まことにご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。
・このたびは思いもかけないことで、まことに残念でなりません。お慰めの言葉もございませんが、どうかお力落としなさいませんように。


■病気で亡くなったお悔み例文

*病気の内容のことや亡くなった理由を聞くのはNGです。
・ご看病の甲斐なく、本当に残念なことです。心よりお悔やみ申し上げます。どうかお力落としなさいませんように。

・先日、お見舞いにうかがったときは元気そうにしていらっしゃったので、ご回復を信じておりましたのに、残念でなりません。

・思いがけないことで、ご愁傷様でございます。入院なさっていると伺っておりましたが、すぐに退院されると信じ、お見舞いにもうかがわず、大変失礼いたしました。心より、お悔やみ申し上げます。


■事故で急に亡くなった場合のお悔みの例文

*ショックを受けている遺族の気持ちを最優先に考えましょう。
・急なお知らせで、いまだに信じられない思いでございます。なんとお慰めしてよいのか言葉もございません。心よりお悔やみ申し上げます。

・あまりに思いがけず、まさかという気持ちでいっぱいでございます。おつらいこととは存じますが、どうぞお気持ちをしっかりお持ちくださいませ。


■お子様が亡くなったお悔み例文
*子どもを連れての参列は避けます。子どもの同級生が亡くなった場合など、最後のお別れに同級生にも参列してほしいと思われることもあります。ご遺族の意向がわかればよいのですが、無理な場合は同級生の親同士でよく相談しましょう。

・このたびは本当にご愁傷様でございます。ご両親のお悲しみは計り知れないことと存じます。心からお悔やみ申し上げます。

・このたびのご不幸、まことに残念でなりません。さぞかし無念なことと存じます。お力落としのことと思いますが、どうか気をしっかりお持ちくださいませ。心からお悔やみ申し上げます。


■高齢の方が亡くなったお悔み例文

*「天寿を全うされた」「大往生でした」「年に不足はない」などは遺族側が言う言葉で参列者が口にするのはNGです。
・このたびはご愁傷様でございます。○○様には長生きして人生の先輩として、これからもご指導頂きたいと思っておりましたのに残念でなりません。心からお悔やみ申し上げます。

・思いがけないお知らせをいただき、驚いております。つい先日もお元気な姿を拝見したばかりでしたから、もっと長生きされると思っておりました。残念でなりません。どうかお力落としなさいませんように。


■配偶者が亡くなったお悔み例文

*大切なパートナーを失った衝撃は計り知れません。残された人の気持ちに配慮しながら少しでも励ましの言葉をかけましょう。
・このたびはまことにご愁傷様でございます。○○様とのお別れは、本当にお辛かったことと存じます。しかし、お子様のためにもどうぞお心を強くお持ちになってくださいませ。心からお悔やみ申し上げます。
・このたびは突然のご不幸、ご愁傷様でございます。奥様のことを思いますとお慰めする言葉も見つかりません。どうぞ体を大事にされお心を強くお持ちになられますように。



<お悔やみで避ける言葉>

●忌み言葉
通夜や葬儀・告別式の場では口にしてはいけないと言われるのが「忌み言葉」です。
縁起が悪い、不吉なことを連想させる次のような言葉は使わないようにしましょう。

●繰り返し言葉
(死や不幸が再び起こることをイメージさせる) 「重ねる」「再三」「くれぐれも」「たびたび」「重々」「重ね重ね」「また」「いよいよ」「ますます」「返す返す」「次々」

●縁起が悪い、不吉な言葉
「切る」「離れる」「とんでもないこと」「浮かばれない」「九」「四」(苦しい、死ぬ、などを連想させる)

●直接的な表現
「死ぬ・死亡・死去」「急死」「事故死」「生きている」などの直接的な言葉は生々しすぎるので次のように言い換えます。
・「死んだ」 「お亡くなりになった」 →「息を引き取られた」「他界された」
・「死去されたと伺い」 →「逝去を伺い
・「急死されて」 →「突然のことで」
・「生きているうちに」 →「ご生前」「お元気な頃」

●宗教によって使わない方がよい言葉
宗教によって死生観は異なります。避けた方がいいお悔やみの言葉は覚えておきましょう。

●仏教以外は使わないほうがよい言葉
「冥福」は仏式葬儀の言葉なので「ご冥福をお祈りします」は仏式以外には使いません。仏教でも浄土真宗はこの言葉は使いません。
「成仏」「供養」なども仏教用語です。

●キリスト教でのお悔やみは次のように述べます。
「安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます」

●神道でのお悔やみは次のように述べます。
「御霊(みたま)のご平安をお祈り申し上げます」



■法要/慰霊の例文

・ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。

・○回忌のご法要に際し、故人をご生前の面影を偲び、心よりご冥福をお祈り致します。

・故人の○周忌のご法要に接し、悲しみを新たにしております。ご家族のお気持ちをお察し申し上げます。ご法事にご出席出来ませんが、心ばかりのお線香をお送りし、故人を偲びたいと思っております。どうぞ、ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。

・故人の○回忌に接し、故人の面影を偲びつつ、遠方から合掌させていただきます。ご生前のご厚情に感謝するとともに、謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。

・○○○様がお亡くなりになられ、四十九日もすまされたとのお便りを頂き、突然の事で驚いております。お見舞いにもお伺いせず、心から申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。○○○様には、お力をお落としのことと存じますが、お体にお気をつけてお過ごしください。謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。



■年末年始の例文 喪中葉書の返礼の例文

・このたびはご丁重なご挨拶をいただきまして恐れ入ります。ご服喪中につき、年頭のご祝詞を控えさせていただきます。○○○様がお亡くなりになり、皆様さぞかし深い想いにてご越年のこととお察し申し上げます。心ばかりのものでございますが、同封のお線香を御仏前にお供えくださいますれば幸いと存じます。寒さ厳しき折から、ご一同様ご自愛あそばされますよう、心より祈り上げます。

・本日、年賀欠礼のお知らせをいただき、大変驚いております。○○○様ご逝去のこと、少しも存じませず、お悔やみも申しあげず失礼いたしました。遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申しあげますと共に、心ばかりのお線香を送らせていただきます。どうぞ、ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。ご家族様にはさぞお力落としのことと拝察申しあげますが、どうかおだやかな新春を迎えられますよう、心からお祈り申しあげます。

・このたび○○○様のご服喪中と伺い、突然のことで驚いております。ここ数年は年賀のやりとりのみで旧交を温める機会に恵まれておりませんでしたが、まさかこのような悲報に接するとは信じられない思いです。ご家族の皆様のご落胆はいかばかりかとお察し申し上げます。くれぐれも御身を大切に、お心強くあられることを祈ってやみません。心ばかりのお線香ですが、どうぞ御仏前にお供えください。書中にてお悔やみ申し上げます。



■お盆・お彼岸の例文

・故人の面影を偲びつつ、遠方から合掌させていただきます。ご生前のご厚情に感謝するとともに、謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。

・在りし日のお姿を偲びつつ、故人の安らかなお眠りをお祈りいたします。

・この度はお伺いする事が叶わず、心ばかりのお線香をお送りし、故人を偲びたいと思っております。どうぞ、ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。

・心ばかりではございますが、お線香をお送りいたします。ご仏前にお供えいただければ幸いと存じます。



■新盆見舞いの例文

・○○○様の新盆を迎えるにあたり、改めましてお悔やみ申し上げますと共に心よりご冥福をお祈り申し上げます。この度はお伺いする事が叶わず、遠方より合掌させていただきます。心ばかりではございますが、お線香をお送りいたします。ご仏前にお供えいただければ幸いに存じます。

・新盆を迎えられるにあたり、心ばかりですがお線香を送らせて頂きました。ご生前の面影を偲び、ご冥福をお祈りいたします。

・月日が経つのは早いもので、○○○様の新盆をお迎えするとのこと、改めましてお悔やみ申し上げます。遠隔地におりますため、心ばかりですが、お線香を送らせて頂きます。ご家族の皆様のご健康を心よりお祈りいたします。


お供えなら、「贈答用お線香」。お供えには、偲ぶ心、弔意の気持ちを伝える塗箱・桐箱の<贈る香り>がお薦めです。葬儀や法事などの際にお線香をお届けすることは、日本の長い歴史の中で伝えられてきた心伝わる風習です。
お香典も、その名の通り、現金を包むのではなく、お香(お線香)を贈ることが元々の意味です。
当店は、お供えに最適なお線香を多数ご用意し、包装や熨斗(のし)の表書きも承っております。お供えをお贈りの際には、どうぞご用命ください。ご贈答用お線香に、こころを込めた「お悔やみご挨拶状」を添えてはいかがでしょう。




■お悔やみご挨拶状 個人様向け

お供えの贈答用お線香に、ご遺族への慰めと励ましのお手紙を添えてお贈りすれば、哀悼の意がさらに深く伝わることでしょう。

・ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。

・ご訃報に接し、心から哀悼の意を表し、安らかにご永眠されますようお祈り申し上げます。心ばかりではございますが、お線香をお送りいたします。お供えいただければと存じます。

・ご生前のご厚情に深く感謝すると共に、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。

・ご訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。ご生前のご功績と深い感謝の意と尊敬の念をもって、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

・故人のご法要に接し、悲しみを新たにしております。ご家族のお気持ちをお察し申し上げます。ご法事に出席出来ませんが、心ばかりのお線香をお送りし、故人を偲びたいと思っております。心ばかりのものでございますが、同封のお線香をお供えいただければ幸いと存じます。



■法人・団体様へ訃報の知らせが届いたら

日ごろお世話になっているお得意先様、お取引先様であっても、喪中はがきで初めてご不幸を知ることが増えています。そんな時こそ贈答用お線香を贈り、哀悼の意を伝えたいものです。
ビジネスでの「喪中見舞い」にお使いいただけるご挨拶状の文面をご紹介します。

・ご訃報に接し、社員一同、謹んで哀悼の意を表します。ご遺族の皆様ならびに社員の一同様に、心からお悔やみ申し上げます。

・ご訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。ご生前のご功績と深い感謝の意と尊敬の念をもって、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

・ご生前のご功績を偲び、社員一同、謹んで哀悼の意を表します。ご遺族の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。
 
お盆・初盆について
<お盆について>
夏の休みのイメージはお盆。お盆休みには故郷に帰省したり、お墓参りをしたり。楽しいイベントがたくさんありますが、ご先祖様を自宅に迎えて、供養する大切な時期です。
日々の生活の中にも、お盆由来のものはたくさんあります。
それだけ日本人にとってお盆は大切なのかもしれません。
お盆の基礎知識についてご説明いたします。
地域によっては7月・8月で別れますね。



<お盆とは?>
お盆というのは、ご先祖様を供養する儀式で、正式には「盂蘭盆(うらぼん)」と言います。
「ご先祖の霊がこの世に里帰りする」大切な時期、ご先祖様の霊を招いて供養します。



<新盆と旧盆の誕生秘話>
お盆には7月の「新盆」と8月の「旧盆」があり、明治維新の後、日本の近代化を押し進めていた明治政府は明治6年、暦をそれまで用いていた太陽太陰暦(たいようたいいんれき)から、欧米と同じように太陽暦(たいようれき)に変更しました。

明治5年の12月3日が突然、明治6年の1月1日になってしまったので、当時はいろいろ混乱もありました。その時、お盆の時期も今の7月になりました。
旧暦では農閑期にあったお盆も、一ヵ月も早まると、とても忙しい時期に重なってしまい、そこで地域によっては「月遅れ盆(旧盆)」、8月15日をお盆としましょうということになって現在に至っています。



<お盆のはじまりについて>
お盆のはじまりについては諸説ありますが、仏教では目連尊者(もくれんそんじゃ)のお母さんの次のような説話があります。

昔、お釈迦様のお弟子の目連尊者が、「お母さんがどうしてるかな?」と神通力を使って見てみると、なんと地獄に落ちて、飢えと渇きに苦しんでいました。
驚いた目連尊者がお母さんを助けようと水をあげても、お母さんの口に入る前にあっという間に乾いてしまい、飲むこともできません。

お釈迦様に相談すると、お母さんの生前の悪い行いによって、地獄の苦しみにあっていると教えてもらいました。

その後、お釈迦様の教えに従って、おおぜいの僧侶を招き、食べものや飲み物をお供えして供養をしたところ、地獄に落ちたお母さんは、極楽に往生できました。以来、この日は、父母やご先祖様に感謝をささげる大切な日になりました。

ちなみに、お盆の時期にお寺ではよく「お施餓鬼(せがき)」を行っています。

施餓鬼というのは、餓鬼道という地獄に落ちてしまい、飢えと渇きに苦しんでいる亡者(餓鬼)に食事を施して供養するものです。
「この日に行わなければならない」と決まっているわけではありませんが、一般的にはお盆の時にご先祖様への追善供養として行われることが多いようです。




<お盆の迎え方>
今の時代はなかなか難しいですが、こんな感じです。

〇精霊棚を飾ります。
〇12日夕刻、または13日午前中。精霊棚や仏壇のお飾りとお供えをすませます。
〇迎え火を焚きます。
〇13日夕刻。盆堤灯に火を灯 します。
〇家の門口や玄関で素焼の焙烙(ほうろく)にオガラという麻の茎を折っ てつみ重ね、火をつけて燃します。これを迎え火といいます。その煙に乗って先祖様が家に帰ってくるのをお迎えします。
〇送り火を焚きます。
〇16日、または15日。家に迎えた精霊をお送りします。
〇迎え火をたいたのと同じ場所で、16日(または15日)にもう一度オガラ をつみ重ねて火を焚きます。これを送り火といいます。




<きゅうりの馬となすの牛と鬼灯(ほおずき)の提灯>
昔はよく見かけましたね。
お盆棚に飾るきゅうりとなす。
割りばしなどで足を付けて、きゅうりは馬、なすは牛を表します。
それぞれ精霊馬、精霊牛といいます。

ご先祖様に「馬に乗って早く来てください」「帰り は牛に乗ってゆっくり帰ってください」という想い が込められています。
また、ご先祖様は馬に乗って、牛には荷物を乗せるという説もあります。

鬼灯(ほおずき)を飾るのは、ご先祖様が戻って来る時に提灯のように足元を照らすためとか、迎え火や送り火を表していると言われています。

7月9日、10日には浅草の浅草寺でほおずきの市が立ちますが、この日に浅草観音に参拝すると4万6千日参拝したのと同じご利益があるそうです。




<新盆の迎え方>

初めてのお盆は仏様になった故人が、「亡くなってから初めて里帰りをする」大切な行事です。
「初盆(はつぼん)」ということもありますし、「新盆」と書いて「にいぼん」または「あらぼん」ということもあります。

初盆専用の絵柄の無い白提灯を飾り、僧侶や近親者を招いて初盆法要を営みます。ただ、四十九日前にお盆が来る場合は、初盆は翌年となるのが一般的です。

また、提灯やお香典、供物などを贈られることもありますが、お返しは必要ありません。




<お盆法要に招かれたら?>

お盆法要には、お香典を持って行きましょう。
お香典の表書きは「御仏前」もしくは「御供物料」です。
5千円から1万円くらい。お葬儀のお香典と同額程度が目安と言われています。
また最近は住宅事情などもありますので、提灯を贈る場合は事前に確認しておくと良いでしょう。



<お盆 とお彼岸を比べてみると?>

日常の生活に密着していて、しかも大切な仏教の行事には、お盆のほかにお彼岸もありわからなくなってしまうので、簡単な対照表です。

〇意味
お盆:ご先祖様に想いを馳せる期間
お彼岸:ご先祖様が帰る期間 仏教徒として正しく過ごし想いを馳せる期間

〇回数
お盆:年に1回(夏)
お彼岸:年に2回(春・秋)

〇時期
お盆:7月13日~16日(地域によっては8月)
春彼岸:春分の日の前後3日間
秋彼岸:秋分の日の前後3日間

〇やること
<お盆>
精霊棚を飾る 迎え火・送り火を焚く 施餓鬼会・盂蘭盆会 お墓参り
<お彼岸>
お仏壇、仏具の掃除 彼岸会 お墓参り



<夏の風物詩もお盆由来のもの>
日ごろよく耳にすることで、お盆に由来するものは、実はたくさんあります。
盆踊りのように「盆」と付くものもあれば、なかなか簡単には結び付かないものもあります。

■お中元
日本で初めて公にお盆の行事が営まれたのは、推古天皇の時代と言われていてその後、聖武天皇の時代に、宮中行事として執り行われるようになりました。
江戸時代になると庶民の行事としても盛んになります。
このころ、「盆礼」といって親族や知人の家を訪ね、贈り物をするようになりました。
これが、今の「お中元」につながっていると言われています。

■盆踊り
盆踊りのはじまりは平安時代、空也上人の踊念仏がお盆の行事と結びついたと言われています。このほか、古くからそれぞれの地域で伝わってきた信仰の儀式が盂蘭盆と結びついたというようにいろいろな説があります。
新盆を迎える家の前で、頬かむりで顔を隠した人が亡くなった人に扮して踊ったりと、死者を供養するための踊りという意味があるようです。
また、盆踊りのやぐらの上に盆棚を飾るという地域もあると言われています。

■「大文字焼き」と「精霊流し」
観光客もにぎわう京都の「大文字焼き」や北九州各地の「精霊流し」もお盆の行事。
送り火の一種です。
夏の風物詩、打ち上げ花火も、精霊送りの行事から生まれたそうです。

■盆正月
金沢百万石まつりでイベントを盛り上げるお祭りです。
 盆正月は前田家の嫡子誕生や官位昇進などを祝った祭りで、当時の城下では町人たちが番付表(パンフレット)を配布するなどして盛り上げた。
百万石まつりでは「盆正月」を再現するため、子ども御輿、獅子舞、太鼓、よさこい、民謡などが登場し、金沢城公園内を藩政期の熱気で包むイベントです。


<新盆見舞い、新盆・初盆に関してもう少し詳しく>


<お盆の新盆とは?>
故人がお亡くなりになって49日の忌明け後に初めて迎える大切なお盆。昔から「新盆」の法要は、特に手厚く営まれ、故人やご遺族にゆかりの深い方は、盆提灯やお線香を「新盆見舞い」として贈り、ご供養の気持ちを表してきました。


<お盆の新盆見舞いには何をお送りするのが良いのか>
日持ちのするお菓子や供花、またお線香が一般的で、もしご自宅に伺う場合は、お香典も一緒に持っていくのがマナーとされています。
香典の相場は、 生前の故人との関係性によって異なりますが、招かれた親しい人の場合
・近親者以外…3,000円~5,000円
・近親者…10,000円~20,000円程度が平均的です。
※可能であれば新盆見舞いに出席する近しい親族や知人と相談するのがおすすめです。



<お盆の新盆見舞いの表書き>
お香典をお包みするとき
・のし袋・封筒の表書きは、「御仏前」
・品物をお供えするときののし紙の表書きは「御供」「新盆見舞い」とするのが一般的です。



<新盆見舞いを郵送する場合のオススメのお盆の時期>
お盆の入りである13日の2?3日前を目安に贈るのがおすすめ。
お盆の期間は地域によって差があり一般的には以下のように分けられています。

7月13日~16日・・・東京、横浜、静岡など
8月13日~16日・・・その他の地域

ただし、沖縄ではお盆などの行事を旧暦で行うので、毎年日にちが違うので注意!



<お盆のまとめ>
お盆の迎え方は宗派によっても異なりますし、仏教行事である一方で、それぞれの地域の風習という面もあります。
 
お彼岸について
暑さ寒さも彼岸まで…という言葉を聞いたときありますかお彼岸は四季を持つ日本にとって、穏やかで、過ごしやすい季節の訪れを感じさせてくれます。衣替えや季節の変わり目を感じますね。

<お彼岸の期間>
春のお彼岸は「春分の日」を中日として前後3日間。この計7日間が「お彼岸」の期間とされています。
今年(2021年)の春分の日は3月20日(土・祝)ですから、2021年(令和3年)春のお彼岸は3月17日(水)から3月23日(火)までの7日間という日程になります。

2021年(令和3年)春のお彼岸
3月17日(水) 彼岸入り
3月20日(土・祝) 中日(春分の日)
3月23日(火) 彼岸明け

 
2021年(令和3年)秋のお彼岸
9月20日(月・祝) 彼岸入り
9月23日(木・祝) 中日(秋分の日)
9月26日(日) 彼岸明け

秋分の日は先祖を敬い、亡くなった人々をしのぶ日です。

秋のお彼岸は、秋分の日を中心とした前後一週間のことです。
仏教では「西方浄土といって西に極楽があると考えられています。
そのため、太陽が真西に沈む「秋分の日」にその極楽浄土にいるご先祖様を敬い、ご供養を行います。



<仏教の中道期間>
春分と秋分の日には、太陽が真東から出て、真西に沈みます。
昼と夜の長さも同じになる中道(均衡がとれた状態)の時であり、そのため中道を尊ぶ仏教がこの期間に、仏教修行の六波羅蜜を実行しなさいと定めた仏教を布教する週間でもあります。



<彼岸の語源>
「彼岸」は、サンスクリット語の「パーラーミータ(波羅蜜多)」に由来します。
パーラーとは「向こう岸」を、ミーターは、「渡る」を意味しま す。
つまり「彼岸」は悟りの世界をいいます。これに対して、私達の住む迷いの世界を「此岸(しがん)」といいます。

仏教には、西方浄土といって西に極楽があると考えられています。
春分と秋分の時期に、ご先祖様のご供養をするということは、心の持ちようで私達も彼岸に行くことが最も可能な時ということになるでしょう。
深くご供養を心がければ、彼岸にいったことと同じことがいえるのです。
お彼岸は日本独自の習慣で、彼岸の入り前からお仏壇をきれいに掃除し、お供えをし、ご先祖様をご供養します。



<お彼岸と六波羅蜜に関しての情報>

「六波羅蜜」には、すべてのものに感謝する報恩感謝の精神がその裏付けになっています。
お彼岸に自分がお世話になった親やご先祖のお墓参りをするのもこの精神からです。

1、布施 (施しをすること)
2、持戒 (規律を守ること)
3、忠辱 (よく正しい心をもつこと)
4、精進 (目的に向かってたゆまず努力すること)
5、禅定 (常に平静な心をもちつづけること)
6、智恵 (智恵を磨き、智恵を働かせること) です。

上記を実行し、悟りの岸である彼岸に渡れるよう反省を心に誓い、同時に先祖の冥福を祈りましょう。
普段はなかなかできなことなので、お彼岸には実行してみましょう。



<彼岸は何をするの?>

・お墓参り:お墓参りに行き、お墓を掃除して、お花、お水、果物やお菓子をお供えします。

・ご自宅での供養:仏壇を掃除し、新しい花や季節のもの、おはぎ、彼岸団子などをお供えして供養します。
お線香もいつもと違った香りに変えてみたり、香炉の灰をとりかえてみるのもお勧めです。



<なぜお墓参りに行くの?>

「お墓参り」はそこに眠るご先祖様や故人を供養する機会です。
いつでも、どこでもご先祖様や故人に手を合わせることはできますが、「お墓参り」をすることで、私たちはそこに眠る人をより近くに感じることが出来ます。

「お墓参り」を通じて、ご先祖様に改めて「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることで、普段忙しく過ごしていると忘れてしまいがちな「感謝の気持ち」を思い起こすきっかけになるかもしれません。



<お墓参りへ行く際の持ち物>
●ご先祖様や大切な人を想う気持ち!
●お花
●故人の好物や飲み物などのお供え物
●お線香
●ローソク(火を付けるマッチ、ライターなど)
●お掃除用具(雑巾、タワシ、剪定ハサミ、ほうき、ゴミ袋など)
●手桶・ひしゃく(墓地に備え付けのものを使用出来る場合があります)



<お墓参りにあると便利な持ち物>
●雑草が生えないようにしたい場合 除草剤
●夏場にはお肌を守る虫よけ、かゆみ止め



<お墓参り・仏壇のお参りの仕方>
●お仏壇を美しく整える
●花や水をそえる、
●季節の初物や、故人の好物をお供えする
●毎日お仏壇に線香や灯明をあげてお参りします。
●中日には家族そろってお墓参りをし、本尊と先祖の供養をする上記が、お彼岸の美習とされています。



<お墓参りの服装>
●普段のお墓参りの服装
普段のお墓参りの服装普段のお墓参り時には普段着でOK。
ただし毛皮製品や肌の露出の多い服は避けたほうがベターです。

●掃除を頑張る時
掃除を頑張る時動きやすく、汚れても大丈夫な恰好がおすすめ

●礼服が必要な場合は?
礼服が必要な場合は?法要の際にお墓参りを行う場合、基本的には礼服やそれに準じる服装(黒のスーツなど)を着用するのが望ましいとされています。



<お墓参りのタブー>

●火を吹き消さない
線香やローソクの火を消すときは、手で扇いで消しましょう。

●お供え物は持ち帰るお供え物は持ち帰る。
お供え物は持ち帰りましょう。放置するとカラスや野良犬が食べにきて、お墓が荒れてしまいます。

●火は消して帰る火は消して帰る
ろうそくの火は火災の原因になるので消しましょう。

●お酒をかけない
お墓にお酒をかけると墓石の変色やサビの原因になります。
お酒は器に注いでお供えしましょう。



<「ぼたもち」と「おはぎ」>

お彼岸のお供えに欠かせない「ぼたもち」と「おはぎ」。
両方とも、蒸した餅米とアンコの同じ素材で作られる食べ物で、もともとは同じものだったようです。

では「おはぎ」」と「ぼたもち」どうして呼び名が違うのでしょうか。
それは季節の花になぞらえているからです。

●牡丹の季節(春彼岸)にお供えするのが「ぼたもち」
●萩の季節(秋彼岸)にお供えするのを「おはぎ」
となります。



<「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉の意味>
暑さ寒さも彼岸まで(別表記:暑さ寒さも彼岸迄・あつささむさもひがんまで)夏の暑さは秋の彼岸のころには和らぎ、冬の寒さは春の彼岸のころには和らぐ、などの意味の慣用句。(実用日本語表現辞典)
 
彼岸になると暑さも寒さも和らぐということから、どんな困難な事態でも、あるときを過ぎると、峠を越えるということ。また、それまであきらめずに耐えれば、解決するということ。Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)